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2016.11.09 CONCEPT

旅とライフワーク

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ひとり旅が好きで、20代の半分は海外で過ごしていた。アフリカでも、ヨーロッパでも、南米でも、アジアでも、店舗はその国の文化を最もよく表す場だった。商品、サービス、スタッフ、カスタマー、空間のどれをとっても発見に満ちていて、生命のエネルギーを感じ取ることができたのだ。

その国の文化を美術館や博物館で知ろうとする人はたくさんいるが、見せるために用意された場所よりも、ビジネスの箱を第一義とする店舗だからこそ、そこに見え隠れしている「なま」の文化に触れることができるのだと思う。

そして、日本に戻ってくると、入り浸っているお店があって、そこで様々な方々と触れ合う中で自分の人格の大事な部分が形成されていったのだ、と感じている。

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このような経験から、店舗は文化を生み出したり、継承したりする場として最も重要な場ではないか、と考えている。ビジネスの箱であると同時に、大きな社会的役割を担っているのだと。

店舗を文化の発信基地と位置付ける試みは今も数多くあるが、ことさら何かを見せるために用意することが重要なのではなく、元々すべての店舗は文化の発信基地としての役割を持っているのだ、と捉えることが重要だと思う。

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これからお店をつくりたい、とお考えになるときに、このような視点を明確に持たれていることが長く愛されるお店となるかどうかの分岐点になるのではないか。

店舗には、空間デザインの仕事をライフワークと位置付けるのに余りある価値があると信じて、空間をつくり続けている。(田中)

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