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2015.03.24 STAFF BLOG

ART FAIR TOKYO 2015に行ってきました!

先週の日曜日ART FAIR TOKYO2015の最終日に行ってきました。
今年の展示は日本ならではの美術が揃う「ノースウイング」、現代美術中心の「サウスウィング」に分かれていて、
国内外30都市から140以上のギャラリーや企業などが出展していました。
ノースウイングには日本を代表するギャラリーから、海外のギャラリーまでおよそ90のブースが並び、日本ならではの独特の技術に裏打ちされた豊かな表現をもつ作品や、美術館クラスの作品も多数出品されていました。サウスウィングは主に現代美術を扱うおよそ40のギャラリーが並び、企画を重視した展示を楽しむことができました。
また、今回は10回目の開催を記念し、「琳派」と、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」を切り口に、日本独自の美術の文脈と、国際的な美術の文脈から日本の現代アートを辿る特別展示もありました。
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アートフェアのいいところは、気に入った作品を買うことができることです。
たくさんのギャラリーが一堂に会して各々が一押しの作品を持ち寄っている様は圧巻です。
美術館見に行く、アートイベントに見に行くのとは違った向き合い方ができます。
例えば”欲しい”、”飾りたい”、”価値”、”将来性”など普段は意識しないところまで気にして観ます。
実際に買わなくても、”お金”という枠組みの中での作品の価値を自分の目で見た価値を比べてみるだけでも楽しいです。
(最近は大きさや知名度でなんとなく値段がわかってしまうことが多いのがちょっとつまらないです・・。私がわかるようになってきただけならいいのですけどねw)
また、多数のアーティストの作品が一同に会するというのも見どころのひとつです。
似た考え方で作られた作品でも表現型は全然違ったり、見ていくうちに自分が気になる作品の共通点を見つけたり。
(私は岩絵の具が好きみたいです^^)
説得力の高い作品や、目新しいもの、ただただ美しいものなどに人気が集まりますが、それ以外のところでキラリと光る自分だけの作品を見つける楽しみもあります。

個人的には私の価値観で選ぶARTを手元に持ちたいと思っています(コレクターになりたいわけではありません)。
どんなARTを選び、購入するかは、本を買ったり映画を見たりするより深層の価値観を掘り起こしてくれそうな期待と
安くはない価値を認めて購入し、ARTを手に入れることでその作品を肯定するという経験をしてみたいからです。
どんなものを選んだのか、後から眺める楽しみもありますよね。
後から見方が変わることもあるといいますよね。
その作家さんが今後どう変わっていくのかも楽しみになります。
実は、数年前まではARTを買うということを思いついたことさえなかったです。
ARTはみるものだと思っていました。
日本ではそういう人の方が圧倒的に多いと思います。
でもARTという独特な世界の価値を認めるということはある意味とても豊かな自己表現のひとつではないかと今では思っています。

そして私たちグリッドフレームでは、毎回ひとつの作品をつくるつもりでお仕事と向き合っております。
クライアント様のお話を聞いて、そこから湧くイメージを元にストーリをつくり、それをベースに関わる人各々がその世界を表現しています。
訪れる人にもARTと向き合うような、心地いい時間を味わって貰えればいいなと思います。
空間というARTをあなたも持ってみませんか?

気に入った作品を数点のせます。
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haru

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